六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

気分転換

モバイルPCで仕事ができる環境が手に入った近年
自分なりの気分で、場所と時間を選ばずにほとんどのやりとりをこなすことができるようになった。

この状況は喜ばしいものだと思いたい。
ようやく気分転換の気分になったので、そういうことを思い巡らせている。

特に今年にいたっては約3ヶ月ほど事務所と違う場所に早朝から出勤し
隙間にカフェで仕事をし、時々夜事務所に寄るといった生活を続けた。

肉体的物理的拘束と、都市遊牧民的仕事術と精神的自由を駆使しながら生活をやりくりしてみたひと時。
思いのほか馴染むのに苦戦したので、思い切って、生活のルーチンの一部を捨ててみた。
いいのか悪いのかは判断できない、判断すること事態がナンセンスなのかもしれない。
歯を磨くようにやっていたあるルーチンを捨てたからといって、すぐに何かが変わるとも思えない。

生活や、仕事においてどこを主ととらえるかによって、どこが従なのかは変化する。
その期間、形として主であった世界が、あまりにも不可思議で、刺激的でもあり
これまでなんだかんだ言いながらも変化のない日々にずぶずぶ沈殿していたのだな俺は、
ということをいやになるほど見せつけられたのである。
12月に入って、また新しいひとつの主になりそうな事柄をスタートさせた。
すると見え方が変わるものだ、あの日々の場面場面を違う角度から見ることが可能になる。

こういうことも、気分転換しながら書くといい酒のつまみになるねたぶん。