睡眠不足、ソチと北九州『彼の地』の感動
瞬く間に
木曜日が過ぎて金曜日が来る
女子フィギュアが余りにも劇的なため
丸二日間、細切れでしか眠っていない
日付の感覚がおかしい
それでも
こんなに幸せな場面に
リアルタイムで遭遇する
その喜びには替えがたい
なにはともあれ体力と気力を持っていたい
瞬間瞬間の場面を重ねて重ねて
現在がある
2#20
19時
北九州芸術劇場・小劇場で
舞台『彼の地』を見た。
近年まれに見る傑作だと思う。しびれた。
地域の劇場が、地域を意識した舞台作品をつくる
北九州芸術劇場プロデュース公演シリーズの最新作
すぐ近くにある‘北九州’という街が
物語と共に描かれ
懐かしくもあり
新鮮でもあった。
この街を知らなくても
普遍的要素が多いので
観客は自分に寄せて
目の前の物語に入り込めたのではないか
そうさせるための
役者の技量と、演出の妙が際立っていたように思う。
終わった後に
気持ちの良い余韻が続く
近年見た舞台でここまで感情をゆさぶられたものはなかった。
泣き笑い、笑い泣き。あー余... http://fb.me/6r67bkMcg
俯瞰で舞台を見ながら
目の前の物語と共に
自分の中の物語が
同時に沸き上がる
その舞台上に自分はいないのに
その世界と地続きのどこかに
ある瞬間の自分がいて
その感情を受け止めた上で
客観的に見ても目の前の物語は
すーっと入ってくる
この感触は素敵だった。
舞台見てこんなにいい気分になったの久々。
いろんな立場や年齢の方
それぞれに共感ポイントがありそう。
個人的には、父のことを思い出してしまい
ぐっと来てしまいました。
役者も演出も、地元感出しながら
普遍的なところを失っていないところも良かった。
凄く充実した観劇体験
小倉駅でバスを待つあいだに
一杯ビールをひっかけ、
同じようにこの感動を共有したい
知人がたくさんいた
今度飲みながら、だらだら語りたいと思います。
3月に『彼の地』は東京で上演される
ちょうど同時期に東京にいるんですオレ。
絶賛スケジュール調整中で
なんとかもう一度見たいと思います。
この舞台の魅力については
もう少しきちんと言葉にしたい
もやもやとした余韻を、言葉に変えておきたい。