白ワインとスタバと酒場
おみやげにいただいたお豆腐を
道端で落としたような落としていないような、千鳥足で部屋に戻ったのか戻ってないのか
朝がきたらソファで、昨日の服のままで、コンタクトもつけたまま。
豆腐を食べようとして、鰹節のパックとチューブの生姜と、ぽん酢までテーブルに出してあるが
肝心の豆腐はない。あれ、落とした?
と思ったところで意識をなくしたのだな。
普段は赤ワインしか飲まないけれど
昨夜は、新しい店を三軒も経験して
すすめられるまま、よく冷えた白ワインが美味しくて少し調子にのった。
あるエピソードを、初めて行った店の店主に話している最中に感極まってしまっている自分を
後頭部辺りから冷ややかな眼で『アホやな』と見ている自分がいるぜ、、とまた別の自分が見ているような酔い。
朝、北天神のスタバに言ったら『アイスコーヒーですね』と、感じのいい女性が言う。
暑い日でも普段はホットコーヒーしか飲まないのに
なんでアイスの気分だと分かったのだろう。
あるいは『アイスコーヒーですね』の言葉に、アイスコーヒーの気分になったのだろうかね。
そういえば、先日酒場で出合ったマジシャンのK氏の技は
なぜそう思ってるって分かったの、、が驚きなんだが
そう思わせるように仕向ける言葉や動きこそが技なんだよね、、と思った。
そうそう、スタバが酒を出すというサービスも出てきたようで
それはそれでいいんだけど
酒がないのに酒場的だったりするところも魅力だったりするんだけどねー。