2015初夏は甘酸っぱく
初夏、気候がよくてゴールデンウィーク辺りから、昼酒が続き
胃の辺りにアルコールが残っている感じがする
毎日毎日「気がつくと朝」である
残りの疲れがお腹の脂肪に変換されているが、
もう少し溜まったらあぶって野良犬の餌にでもくれてやれ
最近では野良犬すれ見つからぬ清潔で意地汚い世の中ではあるのですが
この季節は、欲望の刺激され方が半端ない
いくらでも酷使できそうな感覚の時間と金と肉体と精神
アクセルとブレーキを同時に踏み続ける果てにあるものの正体を見たい
昨夜、地元の舞台関係者の打ち入り飲み会に参加した
誘われついでに勢いでお誘いした、最近お気に入りの某劇場Pが
途中参加してくれた。
その場にいる20人くらいの面々に、彼が自己紹介をした
ぼそぼそとどうでもいい言葉を重ねる彼のニュアンスがなかなかどうして嫌いじゃないんだ
最後にボソッと
「好きです・・・」と言った
まるで中学生の男子のような純情さで
その「好きです」に、なぜだかその場にいた全員がざわついた、ざわめいた
帰りがたく「大いなる樹」に流れ、へろへろに飲みながら
地元に関連する文学作品をミュージカルに仕立てあげるにはどうすればいいのか・・・みたいな議論をちょっとした
ような気がする。トイレで一瞬記憶が飛んだ
長い長い時間がたって、トイレから出たが、ミュージカル談義も富んでいたようで、俺の不在はそこにはじめから存在しなかったように楽しげな空気が浮遊していたのだ
また朝がきて、シャワーを浴びて、事務所に向かい、昨日あげたフェイスブックの画像を見ながら
終わってない仕事を本日どこまでやれるのだろうかという
小さい小さい不安、胃もたれとペットボトルの水は飲んでも渇きに追い越される
早く仕事を終わらせてベルギービールウイークエンドでビール飲みたい欲望
昨夜DVDで途中まで見て寝落ちしたキム・ギドクの「悪い男」を見ないとちょっと気持ち悪いぞと
初夏の風が気持ちよく入ってきて、胃液が甘ずっぱくてキュンキュンするぜ