六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

月曜日のしらべはムーンウォーク

月曜日から胃袋が重くなりそうなのに口元、喉元が喜ぶ食事を躊躇なく。
昼はシンシンでラーメンライス
夜はプリンスでハンバーグピラフ。

あ、酒は抜いた。結果オーライ

ソラリアシネマのレイトでMJのTHIS IS IT見た。
ついに三度目、さすがに月曜日は疲れがピークで眠ったが、ぜいたくな眠り。
同行のHさんと福岡ドームのコンサートの思い出語る。ついでにDVD「ムーンウォーカー」購入。

明日の読書会のテーマ本「プロパガンダ(アンソニープラトカンス、エリオットアロンソン・誠信書房)」を読む。

本を読む時、どれだけ自分の身近でタイムリーなネタとリンクさせるかというのが肝だと思うのだ。
「プロパガンダ」というキーワードで言いますと、最近の身近なニュースがこれ↓

「劇作家・演出家の平田オリザ内閣官房参与に就任」

鳩山首相:所信表明 劇作家・平田オリザさん「演出」 オバマ氏まねるな、経験を語れ
 ◇「本番に強い」誤算はヤジ
 52分に及んだ鳩山由紀夫首相の10月26日の所信表明演説を「演出」したのは劇作家の平田オリザさん(46)だった。
当日早朝から公務の合間を縫い計2時間にわたって特訓。間を取ったり、強調したい言葉の前に空白をつくるなど、直前まで演劇の手法を直接伝授したという。
 平田さんは官邸の情報発信などについて助言する内閣官房参与で、10月15日の就任後、演説指導が初仕事となった。スピーチは松井孝治官房副長官が首相の考えを聞き取った原案を基に、平田さんら専門チームが添削を繰り返して完成させた。
 演説では「国民」を47回使い、「政治を改革するのだから新しいボキャブラリーが必要」と「市民」「NPO」を多用した。「政策を連ねるだけでなく、自身の経験を入れてみては」とも助言。息子が職に就けず自殺した「青森のおばあさん」と遊説で会った実体験も盛り込んだ。
 首相に最初に話したのは、スピーチで名高いオバマ米大統領のまねをしないこと。
「“俳優”の個性を生かし、知的で実直な鳩山総理らしさを尊重した」と内幕を話す。演説になじまないかに思える「私が尊敬するアインシュタイン博士」のくだりも、平田さんからみれば首相のイメージに合っていたという。
 平田さんは「すさまじいヤジだけが誤算だったが、朗々と読み上げた鳩山総理は本番に強い。音程が安定しており、もっと磨ける」と評価する。
【鈴木梢】毎日JPより


青年団の芝居を愛し「芸術立国論」と「演劇入門」をバイブルみたいに読んだ人間としては、平田オリザを側近に置いた鳩山さんの好感度があがり、文化行政にも期待を持てるトピック。
そんなわけで読書会はやっぱりやってみるものです(しみじみ)。
最近の嬉しいニュースベスト5ランクインネタにリンクした本でした。


追記
本日の回文
理屈美人なキミ。 http://ff.im/-buK9k