六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

凄いパフォーマーはティッシュを配る。リズム・テンポ・間合い

木曜日。
肌寒いかと思えば蒸し暑い。
そんなユラユラに宿る危うさは
桜が綺麗に爆発するための着火剤みたいなものか?

朝、福ビル前で物凄いやり手の
「ティッシュ配り」をする若者に出合った。
とにかく、リズムとテンポが軽やかで
ステップを踏むような足さばき。
ダンサブルに動きつつ、ニコッと微笑むタイミングが絶妙。
あちらから向かってきたなと思いきや、瞬く間に
懐に入る間合いに
「武士」を感じた。
見ていて楽しいティッシュ配り
ティッシュ配りがエンターテイメントで
パフォーマンスとして成立している
箱に入ったティッシュが無くなる無くなる。
だから見ていて楽しい、飽きない。
エンタメの神髄をティッシュ配りのお兄さんから教えられてハッとした。
どこぞの名のあるスポーツ選手かはたまた舞踏家か
昔なら剣豪。
また出会いたいティッシュ配りのお兄さん。
ライブと身体性の凄みをまざまざと見せつけられた。
まだまだ世の中捨てたもんじゃないですね。