六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

大事件だよ全員集合!

沖縄二日目、朝から奥武山、小禄辺りで打ち合わせ終え、宜野湾へ移動。
沖縄国際映画祭の会場へ。
昨年の北谷から場所を移して、宜野湾のコンベンションセンター一帯が今回第二回目の会場。
ビーチステージの開放感は、沖縄ならでは!風は強いが、ようやく晴れ間が見えてきた。 http://movapic.com/pic/201003261242044bac2d0cb48a6
昨年に引き続き、会場には吉本の芸人がうろうろしており、いい雰囲気。
映画祭のいいところは、無料でも楽しめるイベントがたくさん用意されていて一日中遊べること。
有料イベントと組み合わせて、それぞれに時間編集できる選択回遊型エンターテイメントだ。
雰囲気をしばし楽しみ、仕事仲間に挨拶終えて、おもろまちへ移動してレンタカーを返却。
モノレールで牧志へ移動、国際通りで開催中の『沖縄国際アジア音楽祭』のカンファレンスに出席。こちらも映画祭と同じく選択回遊型エンターテイメント。
『音楽産業からみた沖縄の魅力と可能性』というお題のパネルディスカッションは、たいへん有意義なコメントが聞けた。
注目すべきは『岸博幸』さん。経済産業省退官して、慶應義塾の教授でエイベックスの取締役で格闘技のドリームも仕掛けてる変わり種。
このエリート然とした男の放つ言葉が、1番アグレッシブだった。
『もっと攻めろ、困ったら両足タックルしてから考えろ』みたいな。
その後のパーティーで、僕が昔大好きだったファンクバンド『イージーバンド』のイクマあきらさん(現在は沖縄在住の音楽プロデューサー)とか、日経エンタの品田さんとか、かなり面白い方々とお会いできた。
やはりここ数日の沖縄はエンタメの瞬間風速がマックスだと思われます。
このパーティーに出て正解だったのは、飛び込み営業をするでもなく、会いたいジャンルの沖縄の人々に、参加者同士一気にお会いできたこと。
今、割とピンチな立ち位置なんですが、チャンスの女神の後ろ髪を掴むためにここに来てる、うんたぶんそうなんだ。

酔い醒ましに国際通りを歩き、桜坂劇場に移動。
ちょうど映画祭の無料上映番組をやっている。
荒井注がメンバーだった時代のドリフターズの映画『大事件だよ全員集合!』を見た。
1973年の作品なんだけど、ドリフの面々の小気味よい笑いのテンポがとても新鮮。
ヒロイン役の若き松坂慶子のあまりの美しさに眼福。

音楽祭は、明日、明後日がメイン。
さてどんな事件に出合えるか。