六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

優しく吹く風

5#13
あまりにごきげんな気候だったため、痛かった胃のチクチクが和らぐ。

世界にはいつも風が吹いている。
風に乗って様々な情報は運ばれる。
風には逆らってはいけない、感じながら自分の身を柔らかく展開していくのがよいのだろう。
風に寄り添うのなら、それを感知する知性と、知性に振り回されない肉体が必要だ。
ずっと前から吹いていた風が、ふっと向きを変えて優しく背中を撫でる瞬間を確かに感じた。

来たきたキタようです。
これからですぜ旦那。
お楽しみはこれからだ。

追記

「六月博多座大歌舞伎」を前に、役者さんが到着したことを船でお披露目する伝統行事が「船(ふな)乗り込み」。
今年は5/30(日)開催。口上、お囃と共に小舟がゆるやかに姿を現わす様はタイムスリップしたかのよう。
2年前の日記http://ri.yana-1.com/?eid=829421