六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

にやがる2月雑感

久々に夜の北天神のタリーズに来て一息。
落ち着くなあ、見下ろす車道、結果的に10円安い「本日のコーヒー」。階段横の窓に挟まれた三角スペース。
ここで時々仕事しよ。

2月雑感。

■健康診断
目が悪い、コンタクトがだんだん合わなくなっている。
食道辺りの炎症、胃カメラですかさず指摘される。
体重、身長、変化なし。
体脂肪率昨年比2.9%増えており、徒歩帰宅の頻度を増やすことを決意した、食生活も改善だ。
「食べてすぐ寝ない」と医師から注意されたことを子どものように素直に守りたい、うむ。

■読書雑感
今月はまぁまぁ予定通り読んだ。
“予定通り”だからベストには程遠いラフな感じの、こなし気味な月間読書活動ではあるが。
そんな中、出会い頭に殴られたように刺激的で、日常の色を変えるような衝撃の「今月の4冊」

「モモ(ミヒャエル・エンデ)」
読書会で読んで議論した。エンデ、染みるなぁ。
物語に正解はない、年代別の視点、感想が面白かった。現代の話だと思える普遍。個人的にはモモを導くカメのカシオペイアの存在が気になって仕方ない。“カメ”は時間の圏外に存在してる部分において“カミ”に近いのでしょうかね、ぶつぶつ。

「雑文集(村上春樹)」
物語とはまた違うレイヤーで響く、この人の文章ときたら素敵すぎていつもドキドキして書き写したい衝動に駆られる。

「キュレーションの時代(佐々木俊尚)」
今を見事に切り取る視座、これこそ佐々木さんのキュレーターのスキル。
しばらく鞄に入れておくべき一冊。

「やめないよ(三浦知良)」
日経新聞連載のエッセイ。まとめて読むとキングカズ、スペシャルかっこよさの本質が分かる。
「僕は学び続ける人間でいたい
ピッチに立ったら年齢は関係ない。
人生に偶然はない」
この人が語ると説得力が違う、お手本の人。

鹿島のオリヴェイラ監督の言葉
「カズ、君は我々の誇りだ。元気にやってるじゃないか。本当は何歳なんだ?」

演劇雑感、映画雑感も書きたい、が
タリーズが閉まるのでこの辺で。