六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

2010年

未来のような数字ですね2010年という響き。


「あけましておめでとうございます」とNHKが24時を告げ

「あけましておめでとうございます」と、姉夫婦が帰り、母と二人になった茶の間で日本酒で乾杯した。

日本のお正月、はじめから最後まできちんと紅白歌合戦見たのは久しぶりかも(だいたい酔って寝るから)

サプライズな矢沢永吉、福山も実にカッコイイ、それからマイケル特集でSMAPだ、キムタクは相変わらず器用に踊る。絢香の唄に涙目。60回目の紅白か、どおりで凝縮気味だった。
緊張して歌詞を間違えた瞬間にテロップをフェイドアウトする感触とか、この過剰コンテンツを枠内で終わらせるため(おそらくたぶん)、津軽海峡冬景色なんか、ややアップテンポになってた仕様変更とか
随所に日本の「細やかさ」「気遣い」「工夫」が見え隠れしてた。
このメンバーを仕切る裏方さんのご苦労を想像すると目が離せなかった、酔いも醒めそうになる、とにかく凄い番組でした。
一年間テレビ見ない生活したもので、姉と会話しながら世間とのギャップを埋めていく(激しくテレビ見ている人なことが分かった)作業も完了。


元旦、9#30起床
昼頃、人の少ない天神を通り過ぎて今泉の我が家に戻る

そのまま読書して静かに過ごす。
思うところあって酒は飲まず
部屋がなかなか暖まらない、一年前の日記読んだら同じようなこと書いている。
新しい年の寒さは、なかなか身体に馴染まないのかもしれない

新しい手帳を手になじませながらあれこれ書き込む。

今年の二文字は「醸成」

キャッチは「醸成せよ、即成には風味なし」

何回も書き直した末、結局最初に出した案に決めた。

今年の一冊目読書
「(クリス・アンダーソン) フリー」
2010年を象徴しそうな、無料経済を表す「フリーミアム」。いきなり面白過ぎる本で、350ページ一気に読んだ。
この構造転換のダイナミズムを身近に感じられる世の中っていうのはかなり刺激的です。
http://movapic.com/yanaichi/pic/1096111