六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

華々しい研鑽

最高気温と最低気温のギャップが少ないのでかえって過ごしやすい。
冷たさが持続してるから、暖かい格好のほかほか感も同じように持続する。

金曜日、来週のN新聞用に、久々にクラシックジャンルの原稿を書いた。
4月に福岡でリサイタルをやるピアニスト『ユンディ・リ』。
ショパンコンクールで15年ぶりの1位優勝で華々しい脚光を浴びたのが2000年。
イケメンっぷりも話題で、クラシック界のキムタクとも言われてたのを思い出す。
あれからもう10年もたったのだ、さらにいい男になってるユンディ・リ、写真は中村俊介(俳優の)にも似ている。
ブームに踊らされず、研鑽を続け、世界の舞台を渡って来た。
ショパン生誕200年のショパンイヤーという場に10年目の節目の彼がいる、もちろんリサイタルは『オールショパンプログラム』
必要な場に必要な才能を持った華が存在している、それは凄いことなんです。

ユンディ・リ以後、中国からフォロワーも出てきました

去年の日記を読んでてふと思い出した。昨年福岡で見たピアニスト『ランラン』も凄かった。

http://plaza.rakuten.co.jp/yanaichi/diary/200901200000/
(一年前の日記から抜粋 )
さて、今夜はリサイタル見終わって飲んだ酒の美味さが物語る充実した感触。

肉感的で強度に満ちたピアノ演奏
タフな指使い。それでいてうっとりさせてくれる
この振り幅の大きさよ。

Liveの良さは、その息遣いと表情をリアルに体感できるところにある。

これから、さらに伝説を創るであろう

若きアーティストの《今の瞬間》を見る幸せ。

だからLiveはやめられないのだ。

↑コピペここまで。


計り知れない才能を、研鑽によって開花させたピアニストの生演奏を見たら、自分の努力の足りなさに思いきりガツンとやられます。
ガツンとやられて少しずつ凡人は前に進むのだ。

とりあえず来週水曜日のN新聞朝刊参照ください。