胃カメラで小宇宙
世の中は、iPadが世間を騒がせ、サリンジャーが亡くなり、シネカノンが倒産したりすることを小さな平面の画面をTapすることで知るような速度で展開する。
その奥にある体温をどれだけ感じることができるだろうか。
木曜日
済生会病院にて半日ドック。
37歳にして胃カメラ初体験。
結構ダイナミックな感触、今でも身体が覚えている。
凄い苦しかったけど、来年も胃カメラ飲むね。
違和感を感じながらミクロの世界をモニターで見るアバンギャルドさ。
これはバリウムでは味わえないパンキッシュな経験でした。
綺麗な色の内臓を見せられ不思議な気持ち。
肉体の小宇宙見たり。
身長が4ミリ伸びていた。
去年から、クレドに「姿勢を正す」って入れてたからね、たぶんそれが良かった。
視力がやたら落ちている。
衰えたり進化したり
変化する身体を愛おしむ時間なんて、そうそうありませんから、貴重な貴重な半日でした。