微睡む7月、目蕩む8月

汗をかきながらとろとろんと眠たい毎日。
ついに生まれ月の8月がやってきたのである。

日に日に女性の露出度が高まり、久々に地下鉄なんかに乗ると香水と汗の匂いが混ざってドキドキするよ。本日は浴衣率とカップル率高い、いつになくぎゅうぎゅう詰めの地下鉄で大濠公園駅へ向かう。
1日で日曜日という、区切りの日、福岡では西日本最大級、大濠の花火大会が開催される。
たいていひとだかりを避けて、六本松あたりの裏路地で隙間など見つけて缶Beerで乾杯するのがここ数年の定番だったが
今年は大濠公園から徒歩5分のOさんにお招きを受け、ホームパーティーに参加したのだった。
15階の屋上から見る花火はもろに真正面で
あ、VIP級のシチュエーションにいるぞ、今の俺・・としみじみ。
興奮して携帯百景経由でﾂｲｰﾄしてみると
またたくまにフォロワーが数人減った・・・ははは。
花火は途切れることなく上からシャワー気味に降ってくる
某有名ロックミュージシャンがこの花火大会を見るためだけに公園横マンションを買ったという噂が以前あった、全く興味ない話題だったが
『うん分かる、その気持ち』と、にわかに優しい気持ちになったもの。
光と音がズレてない場所で見るのなんて15年ぶりくらいかもしれない
人々が（ものすごく上から目線で）少なくなる深夜までワインを淡々と空けた。
たぶん明日は半日使い物にならない。

微妙に眠たいと書いて『微睡（まどろ）む』
目が放蕩すると書いて『目蕩（とろ）む』
どちらにしても、汗をかきながらとろとろんと眠たい毎日。