アメフラシ

これだけ汗をかくと、いろんな成分を持っていかれてる感じがするので
朝から水に『塩』を入れて飲む。
失われたものを補うようにゴクゴク飲む。

汗は蒸発して雨の成分に混じって落ちてくると思われるが、最近の雨はテレビのロケで無理矢理降らせたような感触がある。
だれかが屋上からまいたでしょう、水、みたいな。
瞬間で止んで、また照り付けるぎらぎら。
撮影のために降らせることを『雨降らし』と言う。
一方、あの妖怪みたいな、ナマコみたいな海の生き物は『雨虎』と書いて『アメフラシ』と読ませる。
そう、虎のような雨が今日もまた降ってきたのだ。

夜はだいぶ涼しい月曜日、制作プロダクションS勤務のYが東京から帰省してたので半年ぶりに逢う。
毎日新聞のビルの一階にある『コマンタレブー』にて、コロナとかギネスとか焼きナポリタンとかつまみながら近況報告。
途中でOさん合流、二日酔い気味でうだうだする男性3人、こういうの嫌いじゃないです。
さらっと切り上げ、部屋に帰ってまた水をゴクゴク飲んで
朝になったら汗びっしょりで、失われたものをまた塩水で補給する。