六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

年の瀬の特別

今年の年末はだいぶ気持ちに余裕があるね、と油断していたらだんだん慌ただしくなってきた。
なんやらかんやら押し寄せてきた。

あと何本くらい映画と、舞台とライブを見て、何冊くらい本を読んで、何杯くらいのビールを飲んだら新年を迎えることができるのかな、、そういうこと考えると楽しい気持ちになれるということは、やっぱり心に余裕があるのだろう、そういう境地を作り出すことが出来るようになったのかも、苦節ウン十年。

年末進行で、一月の媒体関連のあれこれ仕込みをやりだしたら、後頭部が痛くなる感じのピリピリで心を失いがち。そういう時は睡眠よりも、心を取り戻すための特別な何かが必要だ。
それが美味しいお酒だったりすることは間違いないのだけど、飲み会でわいわい、が続くと同じお酒が違う意味を持ち始めたりもする。

年末の部屋DVDまとめ見に備えて、デジタルプロジェクターを買った。
プロジェクターをセットして、ひとりがけのソファーに座り、手持ちのDVDを白壁に投影させる夜な夜な。
昨夜はMichael Jackson、今夜はヨーロッパ企画、みたいな。
気がつけばソファーで眠っている
あ、もう夜中、、、ごそごそとベッドに移り、さぁ寝よう、いやまだまだ眠らない。
久々に村上春樹を読み返しているここ数日、夜な夜な。「羊をめぐる冒険
そうだ、こんな物語だった、村上メタファに浸かりながら、気がついたら眠っている、夜と朝の境目。

すごい寝不足
しかし特別な何かがそこにある
年の瀬、あと10日ちょい。