六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

今夜宇宙の片隅で

昨日、バスに乗ってたら悪寒と関節痛が一度にやってきた。
年始の行事を終え、ポトフを食べて帰宅。
これはいかんぞ…というわけで
さっさとベッドに入るのだ。マスクと冷えピタシートと首タオルで完全武装。フリーウェーブ天神FMが今年より引き継いだ「ラブFM」聴きながら、21時には寝た。

起床は10時、丸々13時間眠って腰はバリバリだが、まだだるい。
それにしてもまだまだ眠れそうな身体に自分ごとながら、感動すらおぼえる。
ま、今年も低空飛行でスタートということで、これ幸いと部屋に立て籠ることにした。
近所のセブンイレブンでうどん食材買い込み、お向かいのフレッシュネスバーガーでホットココア飲みながら新しい手帳に転記しながら、だいたいの今年のあれこれ考えた。
無音の部屋に立て籠り、
オレンジ色の照明をたよりにベッドに入り、読書を始める19時すぎ。
読み始めた小説は「クリムゾンルーム(高木敏光)」。
枯渇したゲームクリエイターの、アルコールに溺れていくサマがリアル。物語の面白さも、情景描写も、こっち側の世界でぬくぬくしている自分にとっては「あっち側にいなくて良かったよ」的なハードボイルドかつヒリヒリするような世界。

音の無い部屋にいると
「ポツン」と、ゆっくり時間が流れているような気がする。

そんな正月もありでしょうか。

それにしてもコンビニのドリンク剤、滋養強壮に効く錠剤は、気休めの域を出ず、さっさと病院で薬もらいたい正月二日目、宇宙の片隅でひっそり思ふ。