六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

続・深夜、誤作動する。

(詳しくは12/27のブログ参照)。
続、とはいっても、また火災報知器が誤作動したわけではない。
後日談です

幻の火災騒動の元凶が我が家だと分かり、一睡もできないまま仕事に向かったものの、気が気ではない。
何故ならば、原因が全く分からないから。
この瞬間になったらどうするんだ、今夜はあの音に怯えながら眠るのか・・・(小心もの)みたいな。
管理会社の担当者は「機械ですからね、ごくたまにそういうこともあります、スミマセン。」と言うばかり(そりゃそうだ)。
原因、原因、
最近部屋に導入した何か、熱を発するモノ、もの、物


あ、あれ、あれしかない。

「プロジェクター」である

コンセント付けっぱなしで
壁に投影させて、DVDを毎日見てた。
プロジェクター設置してた場所、ビンゴ、火災報知器センサーの真下、ビンゴ、それしかない、真夜中に作動したのは、熱が蓄積されたのだ、きっとたぶん
ああ、スッキリ、それでなにごともなかったかのように翌日からスヤスヤ深い睡眠が戻った(単純)。
あれ、やっぱり幻の火事の元凶は我が家だったのか
深夜から朝にかけてご迷惑かけた皆々様ごめんなさい。

おかげさまでそれ以来、購入したばかりのプロジェクターはまったく稼働しておりません(やはり小心もの)。
年末もDVDを一本も見ておりません、変わりに本ばかり読んでおります。

最近、日経新聞の夕刊の文化面が好きだ。
本日(1月5日)、大阪の文化担当記者による、日本画家の石本正さんのインタビュー記事を載せてあった。
90歳の石本氏の自由な感じがいいんだ。桜にも魅力を感じない、画壇とか権威とか本能的に嫌、死んだら死んだときのことだ、みたいな90歳。
松下幸之助から直に「絵を描いて欲しい」と言われて、普通は断らんわな。
こういう記事をふと見つけて、ありありと人間の場面が浮かぶ。
夕刊って、たぶんなくてもいい論があると思うのですが、なくてもいいものをなくしちゃうとまた日本人の自殺者増えちゃうよね。
なくてもいいと思われがちなものを守る力が欲しいと思います。