六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

妄想沖縄「嬉しくなりたい」

昨夜、仕事の飲み会が終わり、ホテルに戻ったが、少し飲み足りなくて、数少ない友達が沖縄にいることを思いダシテ連絡してみる。
なんと、すぐ近くのバーで新年会最中だという。何度か行ったことのあるミュージックバー、オーナーは自分と同じ「イチロー」さん。
合流したら、なんと石垣島の至宝「アラユキト」が飲んだくれていた。これが沖縄の懐の広さだなぁ
http://movapic.com/yanaichi/pic/3207434

こういうご縁は楽しい。ラジオ局のディレクターとか、女性ボーカリストとか、出逢ったばかりでも打ち解けられるバーの空気が素敵。
沖縄の人って、出合ってまずグラスをカチンと合わせてご挨拶。
先に抜ける人も、ごく自然に、帰り際にカチンとグラスを合わせて一期一会を綺麗に終わらせる。
素敵な飲み方をする人が多いのだ。

このバー、宮古島のアーティスト「下地勇」さんのニューアルバム「noREFUGE」のレコーディングにも使われた場所。
「知名オーディオ」のスピーカーで出来立ての音源を聴きながらジントニックを飲んだ。

沖縄二日目は、車で那覇と宜野湾を行ったり来たり
現実はだいぶ八方塞がりになり、クライアントさんからも厳しい言葉を投げられやや落ち込むが、そんなことも言ってられないので
「あきらめず」「システムに振り回されない」ことをモットーに、未来を妄想する。
まずは妄想、それから現実とのギャップを埋めるための手を少しずつ打つことにする
あせらず騒がす、気が熟するのをしたたかに待つことにする。

車で「noREFUGE」のサンプル盤を聴く。
一枚前の「民衆の躍動」もワールドミュージックとして後世に残る名盤だったが、今作もさらに世界で闘える出来、おそらく目先のセールスは見込めないはず。しかしじわじわ何年たっても聴きたいクオリティ、それが名盤の条件なのかもね。
6曲目の「嬉しくなりたい」という、キャッチーな唄が特に気に入った。

プカラッサ アビラディ
プカラッサ アビラディ
プカラッサ アビラディナー
と呪文のような言葉がメロディに乗る感触が心地よい。

日本語訳はこうだ

幸せを 呼ぼうか
幸せを呼ぼうか
幸せを呼ぼうかなぁ

続いて日本語で
「嬉しくなりたい
嬉しくなりたい
嬉しくなりたいなぁ」と続く。

いいないいな「嬉しくなりたい」という言葉。
沖縄で下地勇を聴きながら運転する格別。
本日も暖かい、車内は暑いのでクーラー着けた。
福岡に戻るのが恐い・・・。

夜、仕事に一段落着いたので反省会。ホテル近くの美栄橋にてアグー豚を喰らう。 http://movapic.com/pic/201101142142254d3044b1957e9

常宿のアパホテルの大浴場でさっぱり。
これから部屋で1人飲みでもしますか。

明日は束の間の残り時間でぶらぶらし、夕方福岡戻り
日曜日は事務所に籠ってデスクワークをガリガリする予定。