六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

ふつかにいっぺん癖になる

1/3にキャナルシティ劇場に「ロッキー・ホラー・ショー」の舞台を見に行くにあたり、年末に映画版を見たのです。
1975年制作の“キング・オブ・カルト”と言われるあれ。あらためて、わけの解らぬままに癖になるような作品で、全く古びてない映像作品に驚いた。
日本版の舞台は今回、古田新太バージョンで、強烈な期待感を抱かせる新年初観劇となるのだが(感想は後日書きます)、DVDを見ながらこの“世界観”について、あれこ記憶をたどってみる。
日本版で記憶に残るのは、“ローリー”がメインで“オナペッツ”なんかが出演していたバージョンだ。
オナペッツ!昔の画像探したらたくさん出てくるね、懐かしい、実にクールなビジュアルですな。
“性倒錯”の仄暗さと尖ったファッションと音楽とダンス。深い夜に迷い込む刺激。右脳に染み入る美しさ。
そういえばそんな“匂い”の夜を過ごしたことがある。

あれはいつだったか。

以前書いた日記を辿る。

2007年の4月のクラブイベントに参加した夜だ。
当時の日記にこう書いてる↓
「ドラッグクイーンがウロウロする光景と
キリンの大群の映像が
フラッシュバックで甦る

23時頃に薬院のライブハウス“ビートステーション”に
junior vasquez ( ジュニア バスケス )という
ハードハウスの“神様”的DJがプレイするクラブパーティがあると聞きつけて遊びに行ったのだ。

ちょうど“ブラッドとジャネット”が古い城に迷い込み、中で狂乱のパーティーに巻き込まれるイメージだ
もっとも扉を開けてそこで眼にしたのは“電撃ネットワーク”だったのですが(笑)。
笑いと、数日の睡眠不足と酒のおかげでかなり気持ち良くトランスな感じになってきた時間は25時すぎ、会場はやばい熱狂ぶり。
本命のjunior vasquezが登場
スキンヘッドでマッチョで、煙草燻らせて気だるそうに回したり回さなかったり
なんだか分からないが
気付けばステージかぶりつきポジションで
身体揺らしてましたが
27時前には床で意識フェードアウト
神様バスケスの他には、“東京キャ☆バニー”“
DJ MONDO”なんかがゲストで来ていたのだ。それぞれにインパクトありすぎで、集った人々もその空気に溶け込んでいたように思う。
朝起きたら酒と汗の匂いが・・・。
あれからめっきりそういう時間を過ごしていない。



やはり、自分の“感覚”を検証するためにブログは書いておくと良いようです。
2012年は“二日に一編”を目処に、癖になるように書きましょう、そうしましょう。来るべき夜のために。