夜中に一息つく、先ほどまでの熱狂や興奮を、外側から眺められるような距離まで跳ばす。そこに思いを巡らせてから眠りたい、ぼんやりお酒を飲んでから、と思うので夜ふかしになった1週間。気温は下がりあっという間に吹雪の1月下旬
純度の高い時間を、少しずつ思い出す。
“石橋凌”の叫びを聴いた。
“ヒミズ”を観ながら自分の内側を見た。
“岡村靖幸”のダンスは時代を一掴み。
“オペラ「トゥーランドット」”の残酷な姫と勇者のやりとりは滑稽。
不充分だ、足りない気持ちにとらわれないように、粗雑にならないように丁寧に毎日を過ごしたいものです。