六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

廻る季節のこの感じ

扇風機はまだ出しっぱなし
もっともこの夏の間に故障してからというもの、オブジェのような存在の、廻らない扇風機、奏でられないウクレレの横で季節をまたぐ。
毛布を出した、ネクタイをきつめに締める
秋分の日を境に、身体も心も気持ちがよい
夏から秋のこの感触を楽しみすぎて弛緩しすぎるキライがあるので、約一年ぶりに酒を抜いた
ふたつほど締め切りを先のばしにして、レイトショーで「最強のふたり」を見た。
まんまと感動するが、明らかに30代の感動とは違う感慨無量、むしろ安易に感動することへの“怖れ”のようなものを感じて、ぶっとんだ夢を見る。
それにしてもいい季節、毎日楽しいことと、面倒なことがぐちゃぐちゃに多すぎ、ここのところ毎週のように月曜日辺りTSUTAYAで10本くらい旧作を借りても1000円だ。二本か三本見逃したって七本も見られる、なんだこの幸せな近未来感
見れば見ただけ未知を感じることになる
その感じを対角線にマーキングして、明日の仕事に活かそうかなと小さい姑息さを持ち合わせて最近は生きていますぜ

1日酒を抜いただけで、白ワインの喉ごしが違う。
青山真治の「東京公園」を見ながら書く記録
もう2013年のほぼ日手帳の季節じゃないか
仕事も手強いが悪くない
週末はガツンと“北島三郎”を博多座に見に行こうかと考え中。