休日出勤のメソドロジー

たいてい日曜日に事務所でこりこり仕事をしながら
そこで起こる衝突事故的な出来事に、わが仕事力は磨かれる。

本日は土曜日で、事務所にはボーダー柄の長袖シャツを着たスタッフが自分を含めて３人おり、秋の音連れを感じ取った３人は何気に微笑むのである。

午前中の慌しさを経て、少し先のことや「重要だけど緊急ではない」ことに時間を割く。少なくとも夕方まではデスクに貼りつきなので、平日にできない考え事をいくつか紐で結んでみる。

こつは堅く結びすぎないことだ。

仕掛品をたくさんつくっておく、ツバをつけておく、メーラーの下書きに保存しておく、落書きしてみる・・・とか

いつも流しているラジオの音量を小さくして、窓を大きく開け
風と雑音を入れてみた、気持ちがいいな。

夕方になるに連れて、ほのかな平和感が漂い、魔が差したようなので事務所のＰＣからこのblogを更新することにした。

このまま朗らかな時間がすぎたなら、今夜は
「鍵泥棒のメソッド」を見ることにしよう、うん、ようやくだ。

わが雑然としたデスクには、新作の来年の手帳の束が積まれている、毎年楽しみにしてくれる沖縄のあの人や、中央区のあの人たちに贈呈するためのいっぴん。

それにしてもデスクに詰まれた書類の束は減らない、、どころか増える。もうその状態と共に生きているから心地よいコックピット感さえする、平日のこの場所は嫌いで「営業は外にでなきゃ」とか前時代的言い訳しているくせに。
辺りが静かで、時間を忘れているのに、デスクの書類たちのざわつく感じが、嫌いじゃないんだよね。

休みの日の朝のマックは、平日の朝のマックと違い、お客さんのバリエーションが幅広いのも良い。

特にここ数日、６時〜９時までコーヒー無料でさ、あの最新型バージョンのマックを無料で占拠できるっていうのは、ちょっとしたＳＦ的光景が見られるわけですよ。

刻々と流れる風景をチラ見しながら「やっぱ早起きは得やな」と思うのだ。