おでかけするのさオコゲマッコリ
一年前の2月1日の日記を見ると
まったく同じ場所で似たような夜を過ごしていた。
ご近所の韓国ビストロ「七階のナム」が3回目の冬を迎え
この2月も昨年と同じように1ヶ月お休みをして、オーナーが
実家に戻るのだそうだ。
それで、お店に縁のある人が集まって飲む宴の夜。
http://d.hatena.ne.jp/yanaichi2/20120201
同じ場所で似たような夜を過ごしていたって全く同じ日などないのだ。
そこにいる人それぞれが別の人生を生きているように、去年の同じ日の自分と
今夜の自分は別別に存在している。
例えばこの夜の自分は、見たい映画と、この宴のお誘いを天秤にかけてこちらを選んだ。
結果としてその道を選んだ。
無意識領域と、したたかな計算、単にその瞬間の気分
そこにはいろんな思いがあってここにいる。
ちょっとした偶然もあってここにいる。
映画に行って感動している自分も想像できる
しかし、小さな選択を繰り返した結果、この飲み屋で、知ってる人と
あるいは知らない人とすれ違い、少し酔っ払い
傘をなくし、少し落ち込み、流れる時間にそういう感情を預ける。
それをこうやって、俯瞰して見る事ができるのは面白いな。
2013年の2月はそういう感じで始まるのだ。