六ツ角研究室(ムツラボ)

ムツカドあたりから流れる音楽のごときニュアンスを

完徹東京

先月のある日、東京のアリーナ会場前でものすごい突風に吹かれた 半月後、再び東京、激しい暴風に加え“雨”。 最近の東京は“向かい風”が吹いている 向かい風はふとした瞬間に“追い風”に変わる それが最近の実感。 リアルな体験は、目に見えない“心”の部分を見…

酒と花

昨年の同じ時期のブログで、稲垣潤一の“April”が別れを描いたものだったと知ったこ、とか、花見のことなどを書いている http://d.hatena.ne.jp/yanaichi2/20120401 気持ちに付随する場面を少しでも記しておけば、一年前のことはわりと思い出せるな。 今年は平…

ひもづける、ゆるめに

久々に出会ったO氏に「blog更新してないすね・・・」的なことを 誠に残念そうに言われたことを思い出した。社交辞令でも、その誠に残念そうな感じがアリだなと。 そういう表情に弱いのよ俺、みたいな顔。 とても上手にそういうことをいうものだから、書いて…

夜きらめき、朝生まれる

怒濤の3月が終わります。日々のあれこれに追われて部屋が散らかり気味 日々のあれこれに追われて欲望が減退気味 いや違うな、日々のあれこれを言い訳にして、自分の足下を見ることをしないでいるにすぎない先日の人間ドックで、一年ぶりの胃カメラ飲んで、…

突入からの没入

毎日何かしら新しい経験をするというのはとても楽しい。昨日より毎日ひとつでも新しいことを知る 躊躇してた、めんどくさいことをえいや!とやってみる えいや!とあえてやらない。わざと書き込んで見る、または放置してみる。 フェイントをかけてみて(自分…

暇さえあれば

最近(ここ数年のこと)、暇さえあれば住んでいる地域から徒歩圏内 薬院・今泉・大名・赤坂・天神・博多駅あたりの BOOKOFFまたはツタヤ、それから古本屋を巡るそういえば、思春期の頃の目標が“競輪選手”それに挫折した後の夢が「古本屋のオヤジ」になって好…

小さい変化

昨日福岡にも雪が降った。今年は、バス通勤をやめて、徒歩(軽快なステップ)通勤を始めた、それに慣れると、雨の日や雪の日にこそ“こないバスを待つ”あのいやな感じから解放されて気が楽だ。 たいてい帰りはほろ酔いなのだが、小学生のような衝動を押さえずに…

上には上が

ある一部の人には“飲んだらすぐ眠るダメなヤツ”キャラな僕ですがある一部の人には“朝まで延々寝ないで飲めるヤツ”キャラでもありそのどちらも間違いではない。不思議なんだけど、役割(?)なのか、そこにいる人たちの中での“立ち位置”みたいなものがあるとし…

3年のしのぎ方

月の区切りには、自分の書いた記録を3年前まで振り返り どんなニュアンスで書いていたのかを確かめると面白い。今年は、アナログの手帳に毎日簡単な日記(のようなもの)をつけているので それはそれで、後日ぱらぱらやると面白いのだろうけれど、 自分の性…

おでかけするのさオコゲマッコリ

一年前の2月1日の日記を見ると まったく同じ場所で似たような夜を過ごしていた。ご近所の韓国ビストロ「七階のナム」が3回目の冬を迎え この2月も昨年と同じように1ヶ月お休みをして、オーナーが 実家に戻るのだそうだ。それで、お店に縁のある人が集まって…

やめたこと

仕事初め。 自分比極寒の朝も、自分比かなりの早起きを敢行できたためにゴキゲン。年末にいろいろと仕込んでいたこともあって、良いスタートをきれたと思います。ひとつ新企画商品をリリースできることになったので“ホッ”としている。 この企画を育てて、横…

申し送る

年末のNHK紅白歌合戦は、例年のように、実家に帰りベロンベロンになりながら見たので結局あんまり記憶に残っていない。母と姉、姉のゲストと僕のゲストの計5人。コザクラインコ一羽、産み放たれた卵5ケ。 さすがに無精卵5ケは産み過ぎてるので、調べてきたこと…

やあやあ2013年

きりっと冷えた空気に、緩んだ肉体と精神。 絶妙なバランスで年末年始を乗りきり、気分よく新年を迎えることができました。ありがたやこの世界、謹賀新年あけましておめでとうございます。 言語化や数値化はそれ自体に縛られる危険性もありますが、やはり意…

毎年恒例ひとり忘年の宴。

仕事納めの翌日、誰にも会わず、誰ともしゃべらず、我が内側とだけ過ごす。 毎年恒例の1日。物理的な距離は必要ないが意志が弱いので自分の部屋では敢行できない。そこで今年もバスで100円区間にある巨大な温泉施設の個室に篭る。 年賀状を書き、一年を振り…

見上げたほうが楽なのさ

疼(やまいだれの中に冬)ボルタレン・ブルー、いやボルタレン・ブルースな気分なので、やや小さめに、ささやくように書きます。 できれば実をいえば今こそ下向きに、下を下を向きたい、腰を落として安定したスタンスで足下を照らしたい しかし、腰が痛くて痛…

湯たんぽ、濡れタオル、無精卵、風痛く、鹿児島。

この数日の急激な冷え込みが身体にこたえる 全国的に寒波の訪れが約一ヶ月早いようで、そういえば毎年年明けにやってくる悪寒のようなニュアンスが身体を包むのだ。 常々体調は良くないが、すこぶる具合が悪い。 芯から冷えており、身体に力が入りすぎて肩も…

あの感情をめぐる水曜日

朝起きてテレビをつけたら、勘三郎さんの死去を伝えるニュースが流れており あまりに突然だったのと、あまりに動揺してしまってる自分に驚いた。 質は違うものの、まるっと一年前の談志さんの時のような揺さぶられ感。 勘九郎くんのこととか、改装後の歌舞伎…

世間を奮わすあの動き

寒々しい部屋ですので、ついに小さな電機ヒーターをオンにして生活を始めた。昨夜はいよいよ疲れが出て、早めに帰宅し、ゆっくと風呂にお湯をためて、ゆるっと読書などしながら夜を過ごしたのだ先日IKEAで入手した、バスタブに設置する木製の棚のようなもの…

いいにいさん

まだ部屋の暖房器具は稼動させておらず、毛布2枚重ねと掛け布団1枚今年は首巻がかかせない、喉が痛いのだ、しみじみと。東洋医学で、女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢で体調に変わり目が訪れる(by養命酒)といった記述があるらしいんですがドンぴしゃり…

いいと。

今更ながらではあるが、福岡は美味い食べ物の宝庫で、美味いものを食べることができる、食べ物を美味いと感じることは何にも代えがたい幸せなのである。 季節の変わり目にはすぐに喉が痛くなったり、内臓が弱って口内炎ができたり 夜更かししてはしご酒して…

さてもクールな金曜日

ここのところ、打ち上げとか続いたり、涼しくて食欲二倍増しで。暴飲暴食もう、かなりヤバいぜと思う秋の不惑。 「生きるとは、欲望と不安を受け入れること(岡田斗司夫)」なる言葉をかみしめながら。 それでひとまず今週は、炭水化物を少な目にしております…

休日出勤のメソドロジー

たいてい日曜日に事務所でこりこり仕事をしながら そこで起こる衝突事故的な出来事に、わが仕事力は磨かれる。本日は土曜日で、事務所にはボーダー柄の長袖シャツを着たスタッフが自分を含めて3人おり、秋の音連れを感じ取った3人は何気に微笑むのである。…

くすぐり9月雑感

仕事の大半は“コミュニケーション”だと思う 具体的に言うなら“仕入”のための企画のベースにあるのがコミュニケーション。9月末に、いい仕入(棚ぼた的な結果オーライ、だけど“人”が棚にぼた餅を置いてくれた)ができて、内臓をくすぐられた思いである。9月最終…

廻る季節のこの感じ

扇風機はまだ出しっぱなし もっともこの夏の間に故障してからというもの、オブジェのような存在の、廻らない扇風機、奏でられないウクレレの横で季節をまたぐ。 毛布を出した、ネクタイをきつめに締める 秋分の日を境に、身体も心も気持ちがよい 夏から秋の…

西へ向かうあの感じ

ここ2年ぐらいはこのブログの更新頻度がさっぱり上がらず、しかし8月下旬から9月あたまはいつも記録されている。それもだいたい、西に向かって移動しながらうきうきした気分で書かれている。 うきうきした気分というのはきちんと思い出せるものだ不思議に。…

毒素抜きさんずい

夏の終わり雑感。 もう、いやになるほどすぐに朝が来ます。 食べ物が美味しくて幸せです。 酒がとろとろと喉を潤す毎日です。銀行のガラスにぼんやり映った自らのフォルムを見てはっとした、お腹まわりが頼もしげだ。今月は、芝居もいくつか見ることができた…

決め技にざわめき

ロンドン五輪が終わった。なんか盛り上がりましたね、今年の夏は。思い出いっぱいだな。 毎朝毎晩、テレビばっかり見てしまったもので、たくさんの場面を見ているようなんだけど、実はほとんど同じような一部の選手や場面ものを見ており、広大な海の、我が家…

素肌にワッフル跡

テレビをつけっばなしで、あらゆる競技の歓声と共に眠りにつく、あるいは試合が始まるのを半分意識して半分夢の中でゲームは繰り広げられる 男子サッカーの3位決定の韓国戦などは、リアルで見ていたはずなのに、途中から夢の世界のリアルとつながってしまい…

ぼた餅と釣り鐘

ご飯とお酒の時々記録媒体としての我がFacebookのタイムライン。 そんなイメージが定着したのか、それ以外のネタUPしたところで誰も見向きもしてくれない。 そんなFacebookなれど、誕生日にはたくさんの皆様がお祝いメッセージ書き込んでくれたおかげで記憶…

はや8月、あれから20年

毎週月曜日は夏バテ気味である。 春でも秋でも冬でも、やはり月曜日は夏バテしている。 夏生まれですがテンションはたいてい夏バテのそれこれ。 時間がいつもながら間延びしたり、ショートカットされたり、膨張や無意識や短縮ボタンを経て、ソファーで落ちて…